レカロ分解と洗濯 その2 [Spiderパーツ]

カバーを外すに当たっては、いくつかのプラパーツを取らなければなりませんが、これらはネジ固定は少なくて、ツメがひっかかってハマっているパターンが多いです。
組立時の時間短縮の為なのでしょうか…組むときはパチっと簡単ですが、外すときにはすんげ~大変なんですが~>レカロさん


例えば、背もたれの支点部分のカバーです。
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2脚で固定方法が違ってました。上でネジ止めされている同じ場所が、下では矢尻状の突起が内部の穴にハマっています。
これがまた、矢尻の先端から縦に裂け目があって、刺さると広がって固定するようになってるもんで、抜けやしない。
外すには、先端をつまんで径を縮めてから抜きます。手が入らないので、長めのプライヤーが必要でした。

そこが外れれば、ちょっと力を入れて引っ張ることで、出っ張りに食いついているツメが外れて取れます。
他にも、矢尻状の中空の突起に棒が刺さって広がるようになっているツメとか、もう知恵の輪状態ですよ。


サイドサポートの調整ノブも外さないとなりません。
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ちょっとツメを開くようにコジって、引っ張ると取れます。


で、目出度くカバーが取れます。
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背もたれカバー取って洗濯
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背もたれカバー付けて、座面カバー取って洗濯

カバーは3重構造でして、表面の布地の下に薄いスポンジ層があって、その下に下地があります。
このスポンジが劣化していたようで、豪快に洗濯したら運転席側のサイドサポート部分がカバー内で粉々に粉砕してしまいました。
平にならないので、パンパンに張っているサイドサポートの表面が凸凹しちゃって微妙にカッコ悪いです。がっくし
仕方ないので、またまた分解して裏地を開けて、くだけたスポンジを除去。これで見た目は無問題。

古い場合は、洗濯もそ~っとした方がいいみたいです。

さらにつづく
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レカロ分解1 [Spiderパーツ]

レカロシートのカバーは、全部本体から剥ぎ取ることができます。
これは、非常に汚れやすい車のシートにおいては、とても便利な機能なのではないかと思います。
特に中古だと汚れがちょっと気になりますもんね。


AM19シリーズの場合、カバーはその場所によって、
1.カバーの端に断面が矢尻状のゴムの板が取り付けてあって、それが本体の溝にハマっている。
2.カバーの端にプラの板が付いていて、それがスポンジの裏に差し込まれている。
3.カバーに太めのワイヤーが付いていて、それが本体のフックに引っ掛かっている。
4.カバーの端に断面がJ型の板が付いていて、相手のJ型と噛み合っている。
のいずれかの方法で固定されています。
ネジやタッカー、接着剤等での固定は一切ありません。

で、パズルを解くように、1箇所づつ外していくことになるのですが、最初に引っかかるのは背もたれと座面にほとんど隙間がないので、背面で外したカバーが前に取り出せないことです。
そこで、座面の後ろ下側をカバーしているプラパーツ(ビス2本で固定)を外してから、座面を本体骨組みから外すことにします。
ここが外れると、座面下のサイドカバーの取り付けビスにもアクセスできるようになります。


座面を前から見たところ
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腿当ての位置決めをしているメガネ型の金具を横に引っこ抜きます。固いです。

腿当てとその下にあるカバーを外したところ
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前からズボっと刺さっているプラの四角いパーツが、座面を鉄の骨組みに固定していますので、これを外さないといけません。

ところが、刺さると自動的に羽が広がって抜けないようになっていまして、おまけにその羽根がでかくて固い。指の力では無理だし、そんじょそこらの工具でも手も足もでません。

で、これ
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昔、蛇口のゴム栓を交換するときに必要なので買ってきた逸品。強いです。


両側からグワシと握って羽を潰してパーツを引き抜きます。
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ピンぼけですが…

両側を外すと、パコっと口が開きます。このまま前に引っ張ると座面が出てきます。
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この時、座面後端のクッションバネが外れます。
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また、DCの場合はヒーターやファンの配線が繋がってますんで、そ~っとやった方がいいです。

まだつづく
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レカロ洗濯1 [Spiderパーツ]

一見それほど汚れてないので、まあ試しにヘッドレストのカバーでも洗ってみるかと思ったわけですが…

外し方がわかんない~
ヘッドレストを持ち上げると、クリックが何段かあって最後にガチっと止まるとそれ以上抜けてきません。

レカロのバラシ方が書いてあるサイトをひたすら探しましたが、
「マニュアルに書いてある通りに外します」って、マニュアルがないのっ!
また、背もたれを指圧すると、解除ボタンがあるという記述もありましたが、このモデルには付いてませんでした。指先がイテ~

やっと探し当てたサイトに「ヘッドレストのシャフトの根元のリングを押す」と書いてあって、押すと確かに抜けそうになります。
ところが、シャフトは2本。1本を外してもう1本を外そうとすると、せっかく外れた方が元に戻っちゃう。げ~
人間には手が2本しか付いてないのだぁ。

足まで駆使してようやく抜けました。は~は~


で、カバーを脱がせて、洗濯ネットに入れ、洗濯機にポイッ
洗剤とお湯を入れていくと、なんとまだ回ってもいないのにドドメ色ではないですか!
すごい汚れです。

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洗ったヘッドレストと本体。色が白っぽいのは汚れのせいなのだった…


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腿当ても洗って乾燥中。干して乾かすと、もしかして縮んで入らなくなると困るので、脱水したらすぐに被せちゃいました。ついでに、レノアでフワフワ仕上げ…


本体をバラすのは面倒だなぁ~と思ってましたが、この泥水を見ると嫌でもやらざるを得ないという結論に達したのであります。

つづく?
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レカロ到着 [Spiderパーツ]

来ました~!
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レカロのST-DCです。もちろん中古!且つ、ヤフオク!


昔、いすゞのイルムシャーチューンの車に乗っていたことがあって、そのシートがレカロでした。
それまで、国産車の「椅子」しか知らなかったもんで、そのシートの座り心地には感動~
で、それ以来「レカロさいこ~」という方程式が私の中に出来上がっております。

今回選ぶに当たって、腰痛肩こり対策仕様としてランバーサポートとシートヒーターとヘッドレストを条件にして捜すと、AM19シリーズの中のSTかTRで、モデルはJCかDCしかないのでした。
何を言っているか分からない方はレカロのHPへどうぞ。


JCでも良かったのですが、DCはシートの上下ができるのと、スイッチ類がサイドカバー設置なのがいいかなと…コントローラーが別体だとスパイダーは置き場が無いんですよ。
ヤフオクで探してみると、調度良くボロいST-DCの2脚セットがでていたので、さっそく入札。無事落札できました。

ヤフオクの説明書きによると、ランバーサポートのポンプが片方欠品。また、ファンが片方不動。ついでに、汚れ多々ありのワケ有り品ということで、安いのに欲しい人が全くいなかった模様。
ヤフオクは、こういうモノこそが宝物だと思うんですが、違いますかね~、違いますねw


佐川のお兄さんがヒョイッと軽々持ってきてくれた巨大ダンボールですが、1脚が22.5kgあるので45kgなんですけど、腰は大丈夫なんでしょうか…

で、梱包を解いて色々試してみると、それ以外にもサイドサポートが2脚ともノブのある側しか動かなかったり、センターコンソール側のサイドのパネルが外してあったり(付けるには分解しないとならない)とかの問題がありました。
けれど、思ったよりは綺麗だし、肝心のウレタンの割れとかヘタリは無いし、それ以外の機能は全部動くので、またしても良いモノを手に入れたな~ウヒヒ、と自己満足…


趣味のラジコン用の電源。12Vを32Aまで出せます。
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電源がないと電動シートの整備は大変です。たまたまあって良かった良かった。


ポンプと配線用のリレーやヒューズボックスは手配しましたが、レールはどこのが一番良いのか専門店に調べてもらっていてまだ決まらないので、車載するのはちょっと先になりそうです。
オリジナルのシートでも、幅がギリギリのスパイダー。ちゃんと載るのでしょうか、不安が一杯ですが。

なにはともあれ、これからボチボチいじってちゃんと動くレカロにしていこうと思ってます。
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キーレスにしてみた [Spiderパーツ]

集中ドアロックが直ったので、最終目的のキーレスエントリーにしました~

購入したリモコンコントローラーは、
こちらの逸品
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すごく安かったので決定デス
オプションで、無線トランクオープナーを追加。ついでに2股ソケットを購入。

まず、説明書通りにコードの接続をして、いらないものを外します。
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で、HPに車種ごとの取り付け方法が説明してあり、品物の説明書にそれを見るためのパスワードが書かれているというので、楽しみにしてましたが、アルファは147だけじゃんか!
仕方ないので、整備書(DVD)を見て、いちいちコードの色を確かめつつの作業となりました。

まず、ドアのロック/リリースの信号線ですが、スパイダーの場合それぞれ水色と白です。
左運転席の足元のヒューズボックス辺りを探ってみますと、黄色い被覆に包まれた怪しげなコード群があったので、剥いてみます。
が、ありません。近所のでかいコネクターにもそれらしいコードはなし…

困ってしまって、そこらをほじくり返していると、どこにもつながってないコネクターを発見。出ている2本のコードは、見事に水色と白です。
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それぞれをアースに落としてみると、見事ロック/リリースが動いたので、ここから2股ソケットで分岐接続。やったぜ。

トランクオープナーは、グローブボックス内のライト付きのスイッチを外して、そこに繋ぐことにします。
手で手前に引っ張りつつ持ち上げると奥が外れ、奥に押しつつ持ち上げると手前のロックが外れて取り外せます。
コネクターは、横に引くのではなくて、ロックを押しながら上に外すようになってます。
このコネクターから出ている黄黒のコードに2股で繋いで、もう1本はどこでもいいので、アース線に繋ぎます。

最後につまずきました。
操作した時に、ハザードをピカピカさせるため、ウィンカーの信号線に繋ぐ必要があるのですが、ステアリングコラムのカバーが取れない。が~ん
下側のビスを全部外しても、上側のカバーが下にビス止めされていて、そのビスはハンドル取らないと回せない位置にあるんですよ。なんで~?
ハンドル回せばなんとか回せるか?というギリギリの場所なんで、今回は中止。
別にハザード光らなくてもカシャって音で分かるし…

というわけで、ピカピカしないけど、遠くからロック操作ができるようになりました~
うれしいので、そこらを走ってみましたが、出るときは晴天だったのに、一天にわかにかき曇って土砂降りです。が~ん

土砂降りでの走行は初体験。でもなんか、音がいいです。
大粒の雨が、ポツっというか、パツって感じでキャンバス地に当たって、風情があります。w
一番心配だった雨漏りですが、なんと「ほとんど」しないのでした!素晴らしい。

右方向におおきなGが掛かると、ポツっと落ちてきますが、思っていたより全然オッケー。良かったデス

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