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天敵現る [いちじく栽培]

促成栽培していたフィゴプレトを除くと、今季のいちじく秋果一等賞は、7/24のLSU GOLDでした。
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やっぱし夏果と違ってネットリと甘~い。もう夏果を狙うのはやめよう。コナドリアもLSU GOLDも夏果は美味しくなかったし・・・

フィゴプレトは割れやすい感じ。
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水やるとすぐにパッカンしてしまう。この天気ではやらないわけにはいかないし・・・


で、全て順調かというとそうでもなく、夜中に正体不明の輩が熟れた実を食い散らかしていくのでありますよ。
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春に鳥にやられてから、防御策として熟れてきた実にはオーガンジーの巾着袋を被せてその上から、このような
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ビニール製のポットを針金で固定して鳥害を防いでいたのですが、近頃現れた何者かはこれをものともせず、中身をむしり取って巾着袋ごとモグモグして美味しいところを食べたらペッと地面に吐き出してやがるわけなのですよ。高いところの実は鉢をぶっ倒して食らっていきます。行儀悪い・・・

これは鳥ではなく、それなりの大きさのケモノであることは明白。桃の袋をバリバリにしてたのも、鳥ではなく、こやつだった可能性もある。
そこで、かみさんに近所の聞き取り調査をしてもらったところ、ある奥さんが
「最近ハクビシンを見た!」と・・・


ハクビシン
ジャコウネコ科ハクビシン属に分類される食肉類。本種のみでハクビシン属を構成する。その名の通り、額から鼻にかけて白い線があることが特徴である。食性は雑食で、イチジク類、カキ、ナシ、バナナ、マンゴー、ミカンなどの果実、小動物、昆虫などを食べる。植物食中心の雑食性で、果実、種子、小動物、鳥、鳥の卵などを食べる。中でも果実を好む。
(Wikipediaより)

お、いちじくが一番最初に出てくるとはお目が高い!わかっとるね~。みかんも食うのかよ。絶対ぶどうも大好きだろ。
我が家の不倶戴天の敵確定~

きさまとは同じ天は戴かぬわ!

しかし猫系なので、木に登るしジャンプもするし、光や音では驚かず忌避剤もすぐに慣れてしまうということは、とっ捕まえるか、物理的に痛い目に会わせて盗る気をなくさせることしかできないってことなのね。
そこで、東京マルイの電動エアガンを自動で乱射するようにしようか、はたまた電撃回路をネットで見つけたので自分で作るか~と悩んだのだけど、BB弾の掃除やらパーツ揃えるのが面倒なので、設置に必要なものすべて付属で手間いらずの既製品でいくことにしました。

それがこちらの電気柵セット
https://apollo-area.jp/area-system-short
太陽電池が付いていて電源不要のスゲレもの・・・
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だがしかし、またまた余計な機材が増えてしまった・・・モノを減らさねばと思っているというに。

狙いとしては、目標が実を取ろうと鉢に接近した瞬間にバチーッヒャ~ッとなるようにしたい。
この機械は張り巡らした電線がプラス極で、地面に接地している動物が電線に接触することで導通し感電するようになっている。地面を文字通りアースとして使うのだけど、うちはコンクリートやタイルの上にも鉢を置いているので、ステンのネットを下に敷いてアースとして機能するようにする。
ステンネットを機械のマイナス極に直接繋いでしまえば、ループの抵抗値が劇的に下がるので電流もドッカンになるとは思うのだけれど、あまり強いと可哀想なので、テント用の金属ペグとネットを繋いでペグを地面に突き刺すことで必ず土を経由した電撃ループになるようにしてみた。効果が薄かったら、その時は直結にしたる。
というわけで、設置完了。
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僕自身も真空管アンプ作成中やテスト時にバチーっとなったことが数回ありますが、交流100Vはそれほどでもないのだけれど、直流の400Vとかそれはもう強烈。
2度とゴメンだ!と思ったので、ハクビシンくんにもぜひ体験してもらいたい。ふふ

夜中に悲鳴が響き渡ったりすると嬉しいのだけど、たぶんいつの間にか来なくなったということになるのだろう。電撃食らわせたログとか取れればいいのに・・・
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初物 [いちじく栽培]

今年始めてのいちじくを収穫いたしました~ヽ(^o^)丿

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フィゴプレト、いい感じに熟しております。

さっそく切ってみますとぉ~
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もう見るからに美味そうであります。

で、そのお味でありますけれども、ちょっとこれは別格ですね。
ネットリ濃厚で甘い。甘さも複雑な甘さというか、非常に濃ゆい味がいたします。
まだ8号鉢のちびっ子なのに・・・
というわけで、あと13個も実がついているので、ウハウハでありますよ。

明日から台風が来るらしいので、この子だけうちに入れてあげたのは依怙贔屓以外の何物でも有りません。
他の子達は、お外で寝転んでおります。風で倒れて実が付き始めた枝が折れるぐらいなら、最初から倒しておいたほうがマシじゃろうて。病気拾うかもしれんけど・・・
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Figo Preto [いちじく栽培]

今にも死にそうなもやしっ子だったので室内で管理していたところ、去年の11月から突如として成長を始めたフィゴプレトくん。
2月末に幼果が出てきたので、うまくいけば5月末には食べられるかも~と思っておりましたが、とうとうでかくなった実が黒ずんでまいりましたよ。
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なにやら割け始めてますが、いよいよ最終段階であります。
なかなか色が変わってこないのでヒヤヒヤしてましたが、ちゃんと黒くなったので一安心。
今年最初のいちじくはコナドリアやLSUゴールドの夏果ではなくて、この子の秋果になりそうです。

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樹高30cmぐらいしかなくて、節間がやたらと短く、2本の枝が水平に伸びるというヘンテコな形をしております。何もしなくても一文字仕立て。

いちじくの成長は温度だけに依存するのでしょうかね。今年も落葉したら、また室内で様子を見てみようかな。今のところ小さいし・・・
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いちじく [いちじく栽培]

冬の挿し木は、
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あとから追加したのも含め、いまのところ1本も枯れずに絶好調。室内に密林ができてきました。
根の状況は、
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全周にわたってしっかりした根が出てきたのもあれば、細い髪の毛レベルが数本というのまで。これは真ん中へん。本日、根の張りが良い3本を鉢上げしました。

テストで水差しにしてる中で一番成長してるのが、
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まだこんなもん。非常に遅いです。埒が明かないので、こいつは鹿沼細粒のシャワーヘッド方式に変更しました。他のも枝の表面にポツポツと白い点が現れているのでもうすぐ根が伸びてきそうですが、鹿沼に挿すのと比較すると話にならないスピードですので、腐る危険も大きいだろうし水差しはもうやらない。

年末からいきなり成長を始めたフィゴプレトくん
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樹高40cmぐらいなのに実がボコボコ着いてます。主幹2本に10個以上。木が小さいから少し摘果したほうがいいのかなぁ~
この時期ですが、なんとこれ全部秋果なのですよ。
3ヶ月で熟すのであれば、5月末ぐらいには食べられる予定ですが、その頃果たしてちゃんと黒くなるのでしょうか?すげ~楽しみであります。

そんで、夏果なんてならす気なくて強剪定したのに、
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こんな根元に意地でも夏果を出してきてる子。コナドリアとLSUゴールドにも夏果がついているので今年は早いうちからいちじくが食べられるかも~

で、挿し木と同時期にやった挿し芽ですが、まだ出てこないのでどうやら全滅したようです。は~~
まあ、挿し木が上手くいってるので失った品種はないし、台木からは自分の芽がバンバン出てるので実害はないのだけど・・・
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いちじく冬の挿し木その2 [いちじく栽培]

やたらと暖かいおかげで、桃の花も満開です。
去年は1輪ずつしか咲かなかった桃ですが、今年は~
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これなら実の方も期待できそうです。桃栗3年といいますがいかなることになりますやら・・・

で、外置きのいちじくも、
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去年の枝の先端から展葉が始まりました。
丸いのは夏果。コナドリアというこの品種は夏秋兼用種なので、去年伸びた枝を残しておくと夏果がなります。そして、秋果は今年伸びる枝に付くのです。
日本で実のなるいちじくには、夏果専用・秋果専用・秋夏兼用があるので、それぞれに合った剪定をしないと実を食べられないということになってます。

で、今年の冬の挿し木ですが、
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現在このようになっておりまして、1月に挿した4本は全部発根しました。
2月に剪定枝を挿したものも、2本発根を確認。この方法の正しさが証明されましたw

カップの底にシャワーヘッドのように穴を開けて細粒鹿沼土を入れ、機械的に2日に1回ジャブジャブ水をやるだけという加湿具合を全く気にしなくても確実に発根するこの方法をシャワーヘッド方式と命名いたしますw
去年、あれこれ考えて手を尽くしたにも関わらずほとんどダメにしちゃったので夢のようですわ。
2月の剪定枝を水差しにもしていますが、こっちは葉は出てるけど全く根が出てませんので、シャワーヘッド方式のほうが優位なようです。

それから1月に挿し木と同時に行った切り継ぎ
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これは成功したようで、展葉を始めました。この台木はビオレソリエスですが、薄くそいだ芽を表皮を向いた枝に貼り付ける芽継ぎもしてあり、うまく行けば1本に3種類のいちじくが成る予定。

こちらは、もう1本の台木に芽継ぎしたのですが、
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台木の芽がどんどん出てきちゃって、画像真ん中の肝心の挿し芽は音沙汰がありません。ちょっと心配。
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