GSX-R750車検顛末 [GSX-R750]

その後、チェーンの張りを調整したりグリスアップしたり、その他諸々のチェックを行い、残すはエアクリとプラグ。
ネジを沢山外さなければならないので面倒であります。
エアクリまではたどり着いて、少々汚れていましたので掃除機で吸って、ファンネルを外してパイプ類も外して、残るはクリーナーボックスを外すだけ(その下にプラグがある)というところまで進めました。
しかし、前回の交換からまだ全然走行距離増えてないし、なにしろこの後の作業が超絶大変なのを思い出しまして、やる気消滅・・・
プラグは次の機会にということでw

それから洗車して空気圧完璧にして、準備万端!


さて車検当日であります。
いつものミヨシタイヤさんで光軸チェックと任意保険加入。光軸はど真ん中であります。
もう余裕のよっちゃんで練馬車検場へ。

書類をバシッと整えて、大混雑の4輪レーンを横目にささっと2輪専用レーンへ
灯火類オッケーで排ガスオッケー、フロントブレーキオッケーで速度計オッケーで、少々よそ見したらリアブレーキミスって、2回めはしっかり踏んだにもかかわらず×マーク・・・え((((;゜Д゜)))

その後のヘッドライトは心ここにあらずだったけど当然の○
しかし総合判定が失格でございますよ、奥様

フルードにエア噛んだのか?いやでもそんな感触はないし・・・
悩んでいても仕方がないので、ミヨシタイヤさんに出戻り。

光軸じゃなくて、まさかのリアブレーキでコケました~と言って見てもらいます。
どこも変じゃないですよ。ちゃんと圧かかってるし、パッドはあるし・・・ということで、踏み方がまずかったんじゃね?という結論にw
もう1回行ってきてみ、ということなので再度挑戦いたしました。

またしても車検場2輪車専用レーン。
業者さんでこう言われましたと報告すると、軽いとタイヤが滑る可能性もあるとのことで、ブレーキだけ再チェック。横に係の方が付いてくれました。
もう前ブレーキも後ろブレーキもポンピングばしばしやってピストンを目一杯出しておいて、更に係の方が体重をかけてバイクを押さえてくれました結果、



総合判定OKでようやく新しい車検証とシールを貰ってホクホクであります。
ほんで久々に心理的に追い詰められたせいで、写真が1枚もないときたもんだw

もうドキドキしすぎちゃって疲れたので直帰。
冷静に考えてみるに、速度チェックのときにピストンが引っ込んじゃったんじゃないか?
なので、次に踏んだときにマックスまでブレーキが効かなかったのではないかと思ったりいたしますが、真相は謎であります。

とりあえず、次回までに体重を増やしておかねば!
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春ですなぁ~ [GSX-R750]

めっきり暖かくなってまいりました。
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現在ただの1本の棒と化しているぶどうの木も水を吸い上げ始めたらしく、剪定の切り口からしずくが滴ってます。
春ですなぁ~

なので!!そろそろバイクのお手入れでもしようかと思い、ふとナンバープレートに目をやりますと、
車検シールに33・3の数字が・・・

西暦2033年まで有効かぁ~ってことはなくて、これは平成33年ってことで、今年って平成何年?
すかさず「ヘイ、シリ。平成33年って西暦何年?」と訪ねてみますと、驚いたことに今年でありますよ。

げげ~~っ!

車検証を見てみますと有効期限3月6日まででありまして、春だからといってノンビリしている場合じゃありませんでした。
もう2年も経ってしまったのか。驚き桃の木であります。
とりあえず、バッテリーを充電して、
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リアフェンダーをノーマルに戻さねば~。ナンバー灯の配線があるので要らんとこまで外さねばならんし
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しかもノーマルめちゃかっこ悪い・・・
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更にブレーキフルードを交換して、エンジンオイルと倉庫から発掘したフィルターを交換します。
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カウルを取っ払って、ドレンからドバーっと抜いてフィルターを外します。
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毎回、フィルターを外すとオイルがマフラーにかかっちゃうから、次から必ず養生をしようと思っているのにまた忘れた。
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数年に1回のことだともはや忘却の彼方・・・

しばらく放置してオイルを絞り出してからフィルターを付けようとしますが、なかなかハマらない。おっかしいなぁ~と裏返してみると、取り付けネジの径が全然ちが~う

箱をよ~く見てみると、BMW用だと・・・((((;゜Д゜)))
K&Nってヨシムラが売っているからてっきりSUZUKI用だと信じ込んでおりましたが、いつのことか覚えてないけど将来に備えて購入していた模様。
自分で買ったのに記憶が全然ないワタクシ。かなりやばい・・・

しかし外したフィルターをまた付けるというのもなんなので、困ったときのNAPS(バイクパーツショップ)にBMWに乗って行き、ヨシムラのフィルターを探しますが、GSX用のを売ってない。
違うメーカーのはあるのだけれど、ヨシムラのは頭にソケットレンチ用のでっぱりが溶接されているので便利なんだよ。
仕方ないので別メーカーのにしようと思うのだけど、ねじ込むときは良いとして、外すときにフィルター用のバカデカレンチがないと困る可能性もあるよな~
で、レンチを探しましたら、HONNDA・KAWASAKI用というのがありましてそれ以外はBMW用のみ。なんでSUZUKIがないの?

でも見たところ買おうと思っているフィルターの大きさとほぼ同じに見える。何度も来るのは嫌なのでエイヤッと購入。
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帰ってからさっそく合うかどうか試してみますと、あっさりハマらねえ((((;゜Д゜)))
こうして要らない工具が増殖し続けるわけであります。

まあ、締め付けは手でやっても問題ないと思うので、次の交換がどうなるかなんだけど、たぶんその頃は今日のことは忘れてるw
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GSX-R750ユーザー車検 [GSX-R750]

というわけで、バイクのユーザー車検に行ってまいりました。
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前回は多摩車検場だったので、むちゃ久しぶりの練馬です。
なにやら2輪専用レーンができたそうでして、不安倍増・・・

で、いつものミヨシタイヤで光軸チェック。
ピューッと乗り付けてそのままちゃちゃっと測ってもらったら、このままで通るということでした。
ついでに強制保険の手続きもしてもらって事前準備は完了!

午後一の予約なので、昼前に車検場に行って書類と印紙を用意してとりあえず昼飯。
近所に蕎麦屋が出来てました。前は駅の方まで歩かないと何もなかったような気がする。

12時45分に受付開始。初めてだったら見学してください。ということなので、13時の検査開始までの時間に2輪の検査レーンをじっくり観察いたしました。
で、参考にさせて欲しいので3台目に並びました。

が、最初のハーレーさんは、前輪の泥除けが長すぎてブレーキチェックのローラーに干渉するため、そこで終了。
2台目のネイキットさんは、なんとスピードメータがNGでありました。
前の方々が敗退なので、ドキドキですよ。

最初は灯火類のチェック。ホーンとハンドルロックをやってから、驚きのハンドル幅チェック。前はこんなのなかったぞよ。
まあ高さが変わってるだけなので、無事通過したけどちょっと焦った。

頼もうかなと思ってたら、ヤバそうに見えたのか係官が付いてくれました。ありがたいことです。
レーンに入って最初は排ガス。
プローブをマフラーに突っ込んで待つ。終わったら、検査票を機械に突っ込んで印字してもらう。

そこに、バイクのスピードセンサーは前か後ろか、ヘッドライトは1灯か2灯かを選択するボタンが付いた機械がおっ立っておりますので、1灯後輪を選択して、いよいよこのレーンのメインイベント、ローラーに乗っかります。両足が届くか心配してましたが、バイク全体が下がるので両足べったりで安心。
前ブレーキをチェックしてちょっと前進して後ブレーキとスピードメータのチェック。40km/hになったら足元のスイッチを踏みます。いや放すんだったかな・・・緊張してて忘れた(^^ゞ
とにかく前方の電光表示板に指示が出るので、そのとおりにロボットのごとくやれば良いのであります。

全部OKだったので、更に前進してヘッドライトの光軸チェック。
これもすんなりOK出て印字して終了です。
あ~、嬉しい。これでまた2年間乗れるんだなぁ~

非常にホッとしたので、練馬での車検後にいつも行くこちらに
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彩湖道満グリーンパークです。
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このただの広い原っぱ!でも都会に一番なくて一番価値のあるもの

元気をチャージして、帰宅→仕事´Д` )
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GSX-R750の車検準備 [GSX-R750]

めっきり春めいてまいりました!
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で、今年はGSX-R750の車検なのでありますよ。あ~めんどくせ~

先週、猛烈に暖かい日に前もってカウルを外しておいたのですよ。
なにせ、小さな突起であちこち固定されているものですから、寒い日にやるとプラがもろくて簡単に折れてしまいそうなのです。

ほんで、交換する油脂類とフィルターの皆様
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まずは、エンジンオイルを抜きます。
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エンジン前面のフィルターを取って
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新しいフィルターのOリングにオイルを塗って装着。オイルを規定量入れます。

次にこのラジエターホース
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をひっこ抜いて、クーラントを全部放出
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出てきた量が2.3リットルぐらいだったので、ペットボトルで2.5リットル用意。
クーラントはケチって1リッターしか買ってないので、希釈割合は40%。まあ-25°近くまで大丈夫なら無問題でしょう。薄いほうが冷却能力は高いそうなのでw
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水道水は塩素が入っててイカンということなので、煮沸して冷ましたやつを使いました。マニュアルだと全量2.7リットルということですが、全部は出てこないのでしょう。
で、ホースを装着してクーラントを入れ、バイクを揺すって空気を出します。
ポンプの上部にドレンがあるので、そこからも空気抜けるかなと緩めてみたり・・・
それからエンジンかけて100°位まで放置。少し冷ましてからキャップ開けてみると大分減っているので追加。

お次はブレーキフルード。
タンクから全部抜いてしまうので、ついでにタンクを取っ払ってしまいます。
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代わりにこちらを。
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カワサキ用ですが使えます。前から欲しいなぁ~と思ってたヤツ。かなりかっちょええ!

で、ブレーキキャリパーを外してパッドを取り外してからピストンの清掃と揉み出し。ピストンにブレーキ用のラバーグリスを塗って、パッドグリスも塗ってから戻します。
パッドの厚みも測定しておきましたよ。
この辺は手がドロドロなので写真なしです。
で、新しいフルードを満杯にして下から抜いて、フルード交換は前後ともに終了。

そうそう、キャリパーの取り付けボルトが異様な固さで締まってた。最後はタイヤ屋さんなんだけど、強く締めりゃいいってもんじゃなかろうもん。
ここって、たったの39N.mでいいんだよ。メーカー指定って多めに決めてあると思えるのだけど、それでも39だからね!

照明、タイヤチェックとかチェーン調整とか、各部締め付け具合をチェックして車検準備は完璧!
プラグやエアフィルターなんかはちょっと前にやってあるから省略~開けるの超絶面倒だしね(^^ゞ

あ、あと短くしてるリアフェンダーをもとに戻しておきました
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オリジナルってなんかすげぇカッチョ悪いなぁ~
換えてたのは一応車検対応の改造パーツなのだけど、見た目を全面的にオリジナルにしておいた方が心証が良いかな?と・・・


でもって大した作業やってないのに、むちゃくちゃ腰がいてぇ~~(;゜∇゜)
そのうえ、税金の納付証明書がどこにもないんだよぉ~w
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GSX-R750のハンドル交換 [GSX-R750]

首やら肩やらが痛いんですよ!このバイク。
最初から分かっていて、何故にこのバイクに乗っているかと申しますと、尻の肉が薄いからw
前傾だと腿で乗るので尻は痛くならないのであります。しかし、それを差し引いてもキツすぎる。肩が凝ってツーリング終盤には頭痛が痛い。
これを解決する方法はただひと~つ!


ハンドルのほんのちょいアップ


というわけで、もう何年もずっと考えてきたのでありますが、なかなか踏み出せなかったのは、果たして左側のグリップが抜けるか?という心配があったからでありまして、ホンダ製のスポーツグリップヒーターって土台はプラなので伸びないのでありますよ。
それにもかかわらず、付けたときには交換するなんてことはこれっぽっちも考えていなかったわけでありまして、セメダインXIIをボテッと塗りまくってあるのであります。
しかも、グリップを抜かないとクラッチステーが取れないという・・・(^^;

しかし、このところの近場ツーリングでいよいよなんとかしないとコレにはもう乗れないと決心がつきました。
で、ポチッと・・・

やってきたのは、
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「ハリケーン(HURRICANE) セパレートハンドル ジュラルミン 07-GSXR1000 HS1650」
ってやつでして、GSX-R750専用品ではありませんが、人柱報告によるとこれでいけるらしいですよ。何故かGSX-R750にはドイツ製だかのバカ高いアップキットしか存在しないみたいなので、貧乏なライダーとしては当然のごとくこちらを使います。

さっそくグリップヒーターの取り外しに着手いたしましたが・・・

まったく取れそうな気配なし

各種クリーナーを吹きまくりますが、中に入っていかない。先端が尖った細いステン棒をガンガン打ち込んでみますが、これまた途中でひん曲がる。次は熱を掛けてみますが微動だにせず。手のひらがヒリヒリです。
手ではどうにもならんので、でかいウォーターポンププライヤーで思いっきり捻ってみましたが、土台のプラと表面のゴムが分離してきちゃったので、涙をのんでカッターで切り裂きました。ううっ
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しょうがないので、アマゾンで一式ポチりましたよ。くっそ~

で、ステアリングヘッドを外しまして、無事古いハンドルが撤去されました。
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ヘッドのロックナットは36mm。こんなバカでかいソケットは持ってないのでもちろん購入。ここの締付けトルクは90N・mですが、解くのがめっちゃ固かった。

ほんで、新しいハンドルの取り付けですが、元と同じ絞り角にしようとするとステアリングヘッドと干渉してしまうので、新品をちょいと削る必要があります。
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グラインダーでガ~っと削って装着。
左グリップ以外を取り付けていくと、今度はブレーキホースが届かないという問題が・・・
人柱さん達によるとギリギリということでしたが、私のでは全く届きませんでした。センター辺りを止めているゴムブッシュを緩めればよかったかな・・・けどすでにポチったあとw
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というわけで、またこの状態で中断・・・

ホースが来たので、フルードを抜いて新しいやつを取り付け。やっぱ安全を考えてSWAGE-LINEを選択。
車種ごとに指定長を選べるキットがあります。しかもメッシュホースはねじれちゃうと危険なのですが、ここのは取り付けた後にねじれを取ることができます。ただカシメてあるだけだと、ねじれちゃってるとどうしようもないので、これはよく出来ていると思うのです。
というわけで、GSX-R750キットの25mmロングを取り付けました。
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ブレーキフルードが全部すっからかんだと、普通のエアー抜きは出来ません。なので一番遠いキャリパーのエア抜きから注射器でフルードをブッシュ~しました。
タンクにある程度溜まったら、今度はタンクにフルードを満杯に足してからエアを抜いて行きます。
そうするとあっちゅう間に・・・とはいかないけれども時間は短縮します。
しかし、このキャリパーのエア抜きプラグって裏側に付いているんですよ。ありえないでしょ?むちゃくちゃやりにくい。
性能はいいのに、必ずアホなところがある!これ絶対イタリアっぽいよなぁ~と思って調べたら、ブレンボってやっぱりイタリアのメーカーだったw

キャリパーをつけたり外したりしてようやくエア抜き終了。最後にエンドにウェイトを装着しようとすると、これまたはまらないのであります。このハンドルの内径は14mmしかない。なんでこんなところで独自色を出すんだろうね(^^; 
新しいのを買うのも癪なので、今まで使ってたやつのハンドルにハマるゴム部分をカッターでカット。かなり径をちっちゃくしてから叩き込みまして、なんとか取り付けました。

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専用品ではないのであれこれとやらねばなりませんが、リーズナブルだしスイッチボックスを固定する穴は開いているし、フルードのタンクのステーも付属しており、750や600のGSX-R乗りの救世主ではないかと思います。
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根本でたった2cmエンドで4cmUPですが、身体がすごく起きてる感覚があります。手首もすごく楽ちん。これなら首は痛くならなそうな気配濃厚です。しか~し今度はスクリーンが低すぎる気がしてきたチョイ乗りの感想でした~

一応、Before→Afterを載せておきましょうか。
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一旦イジり始めるとキリがない法則に嵌りそうなよか~ん(^^;
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