レカロ分解1 [Spiderパーツ]

レカロシートのカバーは、全部本体から剥ぎ取ることができます。
これは、非常に汚れやすい車のシートにおいては、とても便利な機能なのではないかと思います。
特に中古だと汚れがちょっと気になりますもんね。


AM19シリーズの場合、カバーはその場所によって、
1.カバーの端に断面が矢尻状のゴムの板が取り付けてあって、それが本体の溝にハマっている。
2.カバーの端にプラの板が付いていて、それがスポンジの裏に差し込まれている。
3.カバーに太めのワイヤーが付いていて、それが本体のフックに引っ掛かっている。
4.カバーの端に断面がJ型の板が付いていて、相手のJ型と噛み合っている。
のいずれかの方法で固定されています。
ネジやタッカー、接着剤等での固定は一切ありません。

で、パズルを解くように、1箇所づつ外していくことになるのですが、最初に引っかかるのは背もたれと座面にほとんど隙間がないので、背面で外したカバーが前に取り出せないことです。
そこで、座面の後ろ下側をカバーしているプラパーツ(ビス2本で固定)を外してから、座面を本体骨組みから外すことにします。
ここが外れると、座面下のサイドカバーの取り付けビスにもアクセスできるようになります。


座面を前から見たところ
1.jpg
腿当ての位置決めをしているメガネ型の金具を横に引っこ抜きます。固いです。

腿当てとその下にあるカバーを外したところ
2.jpg
前からズボっと刺さっているプラの四角いパーツが、座面を鉄の骨組みに固定していますので、これを外さないといけません。

ところが、刺さると自動的に羽が広がって抜けないようになっていまして、おまけにその羽根がでかくて固い。指の力では無理だし、そんじょそこらの工具でも手も足もでません。

で、これ
3.jpg
昔、蛇口のゴム栓を交換するときに必要なので買ってきた逸品。強いです。


両側からグワシと握って羽を潰してパーツを引き抜きます。
4.jpg
ピンぼけですが…

両側を外すと、パコっと口が開きます。このまま前に引っ張ると座面が出てきます。
5.jpg
この時、座面後端のクッションバネが外れます。
1.jpg
また、DCの場合はヒーターやファンの配線が繋がってますんで、そ~っとやった方がいいです。

まだつづく
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