続々々・ながら聴きのスピーカーをなんとかしたい [オーディオ]

中華アンプにあっさり負けちゃった真空管アンプ。
これまでの人生を全否定されちゃうような大問題でありますゆえ、早急なる対策が望まれます(大げさ

けれども主たる症状の、膜がかかったようで面白みのない音っていうと心当たりありあり~
それはNFB(ネガティブ・フィードバック)ってやつ。
出力信号を逆相にして入力信号に戻して混ぜることで、いろいろな効果を得るのだけど、要るものを失って要らんモノを足してしまうデメリットもあるのであります。

もともと、このアンプの回路図にはNFB回路は設定されていなかったのだけど、組み上がってテストしたときに異常なまでのドンシャリにおののいて、いろいろ試した末NFBを追加してなんとか良さげな音にしたのでした。
その後、どんどん良くなってきたのでそのまま使っていたのであります。

最初は諸々のパーツが新品でヒドイ音してたのに、どんどんエージングが進んでもそのままにしてたもんだから、いつのまにやらNFBのネガティブな部分だけが大きくなってしまったのではないかと・・・たぶん。
使ってる真空管は6CA7という5極管だけど3極管接続してるので、アンプの諸元みるとDF(ダンピングファクター)は2ぐらいはあってまあ十分だし、歪みの縮小とかには寄与するのだろうけど、オシロないから知らなければ気にならない。
そもそもなくてもいいものだったのに。なんでもっと早く思い付かなかったのだろう。

なので、取っ払いました。NFB回路!
ついでに、重要部分の抵抗を好きなやつに入れ換えてデカい方のスピーカーを繋いで聴いてみます。

♪( ´▽`)

今までなんだったんだレベルで良くなった。定位も良くなってる。やっぱNFBは無いに越したことなくて、とても綺麗な音が出るようになりました。良いアンプじゃないか~w

やっぱし、たまには新しいモノで刺激を受けないと、いつの間にかダメになっていることに気が付かないのでありますなぁ。
まあでも怪我の功名というか、これでメインもセカンドもレベルが圧倒的向上しちゃったので、また楽しいオーディオライフが送れそうじゃて。


しかし、ここで悲しいお知らせです。
聴き比べでスピーカーケーブルを付け換えていたとき、むき出しの銅線がプラプラしてるのにスイッチ入れたままで中華アンプを動かしたら、接触!

ボッ

ショートしてICぶっ飛ばしちゃいました~
IMG_8599.jpeg
見事に爆発しておる(¬_¬)
いつも必ず電源OFFるのに、魔が差したというかなんというか・・・
我が家に新風を吹き込んでくれた中華のアンプよ、ありがとうさようなら~( ;∀;)
タグ:EL34 6CA7
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