The Road to Graduation 2019 Final ~さくら学院 2019年度 卒業~ [さくら学院]

8月30日、さくら学院の2019年度卒業式が無観客ネット配信で行われました。

かろうじてまだ春、という5月末に個人的にお別れをしちゃったので、もうオマケみたいなものなのだけど、大変に嬉しいオマケなので感激~
何もなくても仕方がないで済んでしまうところ、関係者が頑張ってくれたのでしょうか、やはりちゃんと最後の姿を観れるということはものすご~くありがたい。

なにしろちょうど先週、PCのモニターを27インチから43インチの4Kに換えたばかりのワタクシに死角はない!
もはや視界のほとんどが画面という環境であるので、ドセン特等席で見ると同等レベルである。しかもビールと枝豆付き。最高ではないか!

ステージ中央に一人立つ藤平華乃がメンバーを呼び込む「My Graduation Toss]からスタート
ライブハウスのフロア側をいっぱいに使うステージ。なにより照明がスゴイ。客入れてると眩しくて見えなくなっちゃうから普段こんな照明はないけど、無観客ならでは。そのうえカメラもめちゃ凝ってる。客居ないからバキバキに寄る寄る。
この曲、ポジションはガンガン変わるし、動きがフリーになるとこもあるから、ガチャガチャした印象があるのだけど、なんだか普段よりも整理整頓されてる感じがする。動きがキレイ。もうね全力の彼女たちのパフォーマンスと迫力のカメラでウォ~って上がる~
のだが、曲が終わるとシ~ン・・・これは仕方ないとは言えちょっと衝撃的。現実世界に引き戻される。
10人ぐらいでいいから騒がしい若い父兄を入れとけば良いのではないかw

続いて「目指せ!スーパーレディー2019年度」
これも普段見れない視点でしっかり見れて素晴らしい!みっちりと練ったカメラワークがひとりひとりの見せ場をしっかりと捉えていてホント嬉しい。

どどっと進んで、新曲のコーナーで「モノクローム」
2019年度の新曲なのに、この12人では最初で最後の披露となってしまった。でも1回でもやれて良かった良かった。
とっても好きな曲なので、いったいどんな振り付けなんだろうってものすご~く楽しみにしてた!
のですが、ちょっと自分のイメージしてた雰囲気と違ってまして、ありゃりゃってなっちゃって・・・
曲だけ何度も聴いて、あまりにも長時間脳内熟成されちゃったのが原因だと思うの。今後観るたびにこの違和感と戦わねばならないってのもコロナ禍よねw
コロナ許すまじ!

そして中3曲の「クロスロード」
これも同様だったのだけど、たった1回しか歌われない曲であるからして無問題
マイクを移動させてそれぞれが正方形の頂点に位置して歌う場面が、ドローンを使って撮られたみたいな映像で、VRで真ん中に座っているかの如き景色はスゴかった。手持ちかしら・・・これも客いたらできない芸当

それから完璧に完成してる「未完成シルエット」と「Jump Up ~小さな勇気~」をやって卒業証書授与式に突入

意表をついて中1の八木美樹が送辞を。いつもは中2の仕事なのですが・・・いろいろ考えちゃうけど流す。
しっかりとした素敵な送辞でした。
そして生徒会長藤平華乃の答辞。立派な答辞でした。ワタクシこの5年間を思い感無量です。

例年通り校長は校長だったし、森先生は森先生でした。
素敵な贈る言葉の数々。良い大人に囲まれてさくら学院は良い学校です。
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そして、19年度としての最後の2曲が終わり、4人は去っていきました。
ものすごいパフォーマンスでした。最後の最後に華乃の目標としていた最強のさくら学院を見ることができました。目に焼き付けちゃったよ。


これで2019年度が終わったわけですが、ワタクシにとっては2015年度がとうとう終わった感があって、あのとき転入した6人の最後の2人が居なくなることで何かお勤めを終えたというか・・・
あのほんとにちっちゃくて子供だった小5の2人がこんなに立派になって卒業するまで見届けたことで、自分の役目が終わったような気分になってます。

さくら学院は、子供の時期の真っ直ぐで純粋でひたむきな姿やそれぞれの濃密な関係性や急速な成長という、普通は親か先生しか見れない景色を見ることができ、しかもなんらの責任を負わずに済むという、他にはない大変に面白いエンタメではありますが、こちらが大人であるが故に生じる苦痛から逃れられないという副作用があります。見ていることが辛くなることも多々あり、ワタクシにとっては常にハッピーというわけではない物語でした。
今後は精神衛生上、少々距離をとって見ていければと思ってます。そもそもライブという文化が今後どうなるか分かりませんし。

卒業した4人は、今後は@onefiveというユニットで活動していくことが決まっています。
楽曲はワタクシ向きではないのですが、中高生の若い人にもっともっと届いて欲しい。と、このブログに書いてもあまり意味はないのだけれども・・・
とにかくやるからには成功して欲しい。

ただワタクシといたしましては、これまでの卒業生みんなにスーパーレディーになって欲しいとは思わない。けれども、ゆったりと生きて幸せになって欲しいとは切に願っております。
しーちゃん、りのん、元気でやってるかなぁ~



The Road to Graduation 2019 Final ~さくら学院 2019年度 卒業~ @net セットリスト

01.My Graduation Toss
02.目指せ!スーパーレディー 2019年度
03.FLY AWAY
04.#アオハル白書
05.モノクローム
06.クロスロード
07.未完成シルエット
08.Jump Up 小さな勇気

卒業証書授与式

09.旅立ちの日に ~J-MIX 2019~
10.夢に向かって
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コメント 4

tai-yama

「中高生」ではなく、「中高年」なら・・・って駄目ですね(笑)。
運営もお金がないとダメなので、サザンみたいな有料ネット配信
とかも必要だったり。10台ぐらいのカメラを駆使してマルチ
アングルで見られるとかのギミックもあると良いのかも。
by tai-yama (2020-08-31 23:17) 

Speakeasy

さくら学院が2021年8月をもって活動を停止すると言うニュースを聞き、真っ先にここへ飛んできました。なんと言って良いか分からず、複雑な思いです。パグ太さんの心中をお察しすると…
by Speakeasy (2020-09-01 07:50) 

パグ太

tai-yamaさん、おはようございます

もちろん配信ライブはすべて有料です。けれど、エンタメ業界はそんなもんでは到底追いつかないぐらいの危機を迎えているようです。
たぶん外食産業も観光業界も・・・
by パグ太 (2020-09-01 10:56) 

パグ太

Speakeasyさん、おはようございます

ご心配いただいてありがとうございます。今はご想像の通りの精神状態ですので、9月から本気だすのは到底無理みたいです
by パグ太 (2020-09-01 10:59) 

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