キャンプ用薪ストの煙突の表面温度を如何に下げるかの考察 [キャンプ]
薪ストーブがタイミング良く到着し、ピカピカを眺めつつのクリスマスを呑んだくれて過ごしましたが、次なる課題は幕から出す部分の煙突温度をいかにして下げるかとなりました。
下げてやらないと、テントが溶けちゃいますからね。
それについて、先人のブログをあっちこっち見てみましたが、みなさん苦労されておられるようです。
そもそも、ポリエステルのテント地が何度まで持つのかということに関して情報が見つけられない。う~
ポリエステル単体では、柔らかくなる温度は200度を超えるようですけど、シールテープなんかはアイロンで溶かして貼り付けるぐらいなので、その辺を勘案すればたぶん100度超えなきゃ大丈夫じゃないのかな。←適当です
で、安全基準っちゅうのは安全と思われる数値の半分ちゅうことで、50度以下を狙っていきますか。←更に適当ですw
煙突自体は根元に近い方は赤熱しちゃうぐらいなんで、300度以上はいくのかな・・・
ということで、今回のミッションは、できるだけ少ない距離で温度を250度以上下げる!ということになりました。
で、断熱で一番ポピュラーな方法は、デカイ板を山形に置いて幕を避け、その真中を煙突が通るというものですが、そもそもそんな板がスパイダーに載るわきゃないので却下。
次に多いのが煙突の周りにロックウールを巻くタイプ
こんな感じですね。
しかし、25mm厚程度ではカンカンに熱せられた煙突のパワーには勝てないようで、熱せられる時間が長いと表面温度はかなり上がるようです。コットン幕なら持つようですがポリエステルだとヤバ目。
ロックウールでは保温をしてしまうので、長時間になるとどうしても表面まで熱が伝わってきてしまうのでしょうかね。
2重管の上にロックウールを巻いて低温をキープしている人がいましたが、まるで原始人の肉みたいなものすごい太さになってしまうので、これも却下。
こうやっていろいろ見てみると、伝わる熱のなかで一番大きな影響があるのは輻射熱だと思うんで、輻射を食い止めると同時に受けた熱を放熱することができれば、コンパクトでも遮熱できるのではないかと頭を捻ったわけでありまして、出てきた結論は~
3重管!
煙突の規格サイズって、100,106,120,150,200が一般的みたいなので、このストーブのベースとなる直径106mmの煙突を120mm径の煙突の中に入れて、さらに150mmの煙突で覆ってやると、中間の120mm管の上下にそれぞれ15mmと7mmのすきまが空きます。
ここに外部から冷却空気を流してやることで、輻射で加熱される120mm管を冷やすと同時に暖められた新鮮な空気をテント内に取り込むという一石二鳥を狙います。
外部との隙間がここだけと仮定した場合、テント内と外部の温度差が少しでもあれば、煙突から排出される温かい空気と交換で冷えた空気がここを流れる筈だし、ストーブが燃えていれば当然煙突からかなりの量の排気が排出されるので、パイプの冷却効果も高まるだろうという獲らぬタヌキの皮算用・・・
ただ、この方法だと排気がストーブを通って煙突からだけになるので、煙突からスムーズに排気できなくなると大変なことになりますなぁ。
でも、他に良い方法が浮かばないので、北海道からやっと到着した煙突をグリグリやって、まず2重管を作成
その上に150mm煙突を被せて、3重管に
今回、106mm煙突はこちらから購入しました。
http://www.maki-stove.jp/
ここは、106mm径しかないのですが、モノは非常に良いです。
まず、全て溶接です。普通、安い奴はハゼ折りで巻いてあって、楕円形だったりするのですが、ここは同じ価格帯でより完璧な溶接でパイプを作ってます。
次に、部材が厚い。そこら辺で売っているペラペラ煙突とは比べ物にならない頑丈さです。
決め手は、安いのに伸縮型が有ること。車の積載能力が低いので、小さくなってくれるほど有難い。
しかし残念ながら、径が106mmしかないのですよね~。なので、断熱放熱用の120と150mmはベコベコです。
品質にこれだけ差があって価格帯が同じってどゆこと?
上手く行くかどうかは不明のまま、準備は着々と進行中~
下げてやらないと、テントが溶けちゃいますからね。
それについて、先人のブログをあっちこっち見てみましたが、みなさん苦労されておられるようです。
そもそも、ポリエステルのテント地が何度まで持つのかということに関して情報が見つけられない。う~
ポリエステル単体では、柔らかくなる温度は200度を超えるようですけど、シールテープなんかはアイロンで溶かして貼り付けるぐらいなので、その辺を勘案すればたぶん100度超えなきゃ大丈夫じゃないのかな。←適当です
で、安全基準っちゅうのは安全と思われる数値の半分ちゅうことで、50度以下を狙っていきますか。←更に適当ですw
煙突自体は根元に近い方は赤熱しちゃうぐらいなんで、300度以上はいくのかな・・・
ということで、今回のミッションは、できるだけ少ない距離で温度を250度以上下げる!ということになりました。
で、断熱で一番ポピュラーな方法は、デカイ板を山形に置いて幕を避け、その真中を煙突が通るというものですが、そもそもそんな板がスパイダーに載るわきゃないので却下。
次に多いのが煙突の周りにロックウールを巻くタイプ
こんな感じですね。
しかし、25mm厚程度ではカンカンに熱せられた煙突のパワーには勝てないようで、熱せられる時間が長いと表面温度はかなり上がるようです。コットン幕なら持つようですがポリエステルだとヤバ目。
ロックウールでは保温をしてしまうので、長時間になるとどうしても表面まで熱が伝わってきてしまうのでしょうかね。
2重管の上にロックウールを巻いて低温をキープしている人がいましたが、まるで原始人の肉みたいなものすごい太さになってしまうので、これも却下。
こうやっていろいろ見てみると、伝わる熱のなかで一番大きな影響があるのは輻射熱だと思うんで、輻射を食い止めると同時に受けた熱を放熱することができれば、コンパクトでも遮熱できるのではないかと頭を捻ったわけでありまして、出てきた結論は~
3重管!
煙突の規格サイズって、100,106,120,150,200が一般的みたいなので、このストーブのベースとなる直径106mmの煙突を120mm径の煙突の中に入れて、さらに150mmの煙突で覆ってやると、中間の120mm管の上下にそれぞれ15mmと7mmのすきまが空きます。
ここに外部から冷却空気を流してやることで、輻射で加熱される120mm管を冷やすと同時に暖められた新鮮な空気をテント内に取り込むという一石二鳥を狙います。
外部との隙間がここだけと仮定した場合、テント内と外部の温度差が少しでもあれば、煙突から排出される温かい空気と交換で冷えた空気がここを流れる筈だし、ストーブが燃えていれば当然煙突からかなりの量の排気が排出されるので、パイプの冷却効果も高まるだろうという獲らぬタヌキの皮算用・・・
ただ、この方法だと排気がストーブを通って煙突からだけになるので、煙突からスムーズに排気できなくなると大変なことになりますなぁ。
でも、他に良い方法が浮かばないので、北海道からやっと到着した煙突をグリグリやって、まず2重管を作成
その上に150mm煙突を被せて、3重管に
今回、106mm煙突はこちらから購入しました。
http://www.maki-stove.jp/
ここは、106mm径しかないのですが、モノは非常に良いです。
まず、全て溶接です。普通、安い奴はハゼ折りで巻いてあって、楕円形だったりするのですが、ここは同じ価格帯でより完璧な溶接でパイプを作ってます。
次に、部材が厚い。そこら辺で売っているペラペラ煙突とは比べ物にならない頑丈さです。
決め手は、安いのに伸縮型が有ること。車の積載能力が低いので、小さくなってくれるほど有難い。
しかし残念ながら、径が106mmしかないのですよね~。なので、断熱放熱用の120と150mmはベコベコです。
品質にこれだけ差があって価格帯が同じってどゆこと?
上手く行くかどうかは不明のまま、準備は着々と進行中~
タグ:薪スト
こんばんは。
御苦労されていますね。
うまくいくことを祈っております。
横のパグ君も心配そうにみていますね。(^.^)
by POP (2012-12-27 17:40)
popさん、こんばんは~
ありがとうございます。自分の性格からしてヘタすると春になってしまうので、なんとか寒いうちにお泊りキャンプまで漕ぎつけたいモノです。
リフルは、僕がゴソゴソ始めると必ず参加してきます。笑
by パグ太 (2012-12-27 22:08)