第2の壁、姿勢把握と制御 [シミュレーター]

ラジヘリのシムだけを10日やってみての感想と現状などを・・・
実機の経験はないので、シムに限っての話ですけどね。

まあしかしこの10日間で、ヘリってちょ~難しいってことが分かりました~w

ヘリのホバリングは、お盆の上で転がる玉を安定させるようなモノだと前に書きましたが、それ自体は大した難易度ではありません。
どちらかと言えば、真ん中が微妙に盛り上がったお盆なんですけど、それでも向きが一定ならば私のような初心者でもなんとかなります。

ヘリを後ろから見てホバリングする(ケツホバと言います)場合、行きたい方向はプロポの右スティックの位置と一致します(プロポがモード2なら)。
つまり、前(画面奥方向)に行きたければスティックを前に、右に行きたければスティックを右に、左斜め前なら左斜め前ですね。
これにはあっという間に慣れます。外乱の無い状態においては、はっきり言って簡単です。

ところがどっこい、機体がこっちを向いている場合は、前後方向、左右方向ともに操作は逆となります。
背面飛行の場合はさらに複雑で、背面でケツホバの場合は前後方向は見たままで左右は逆、背面で正対している時は前後が逆で左右は見たままとなります。
これを瞬時に判断して適切な当て舵を当てないと滑り出した方向にどんどん加速度が付いてさよ~なら~

つまり、操作をしなければ定常状態を維持できないのに操作の向きが刻々変化すること。これこそが、ちょ~難しい根本的原因です。今のところ。


機体の向きと操作方向をまとめるとこうなります。
     奥手前   左右
ケツ      正   正
正対     逆    逆
背面ケツ   逆    正
背面正対  正    逆

現在の自分は、ケツホバはほぼ大丈夫。
ピタホバは無理でも、とりあえずどの方向に滑り出そうがだいたい止められます。つまりスティックを斜めに動かすことが可能なわけです。
けれども、機体がそれ以外の方向を向いている場合は、頭の中で一度機体前後方向と横方向にわけてそれぞれの成分を計算した後に、前後左右それぞれを別に操作しないとうまく行きません。
まだケツホバ以外でスティックを斜めに動かすことができないんですね。
しかし、これではプロポがモード2である意味がないので、なんとかせねばなりません。


あ、ここでモードの説明をしますと、プロポの操縦方式にはモード1から4まで4種類ありまして、1が日本におけるデファクトスタンダードのようです。
けれども、前後左右の動きをすべて右スティックのみで操作する2と違って、前後方向と左右方向を違うスティックで操作するモード1は、ケツホバであってもX軸方向とY軸方向の成分を頭で切り分ける必要があります。

ですので私は、初心者の前に現れる最初の壁ケツホバを、手っ取り早くマスターするにはモード2が最適だと考えて選択したわけです。
それは今の時点では正解だったと思います。今後どうかは不明ですが。


で話を戻しますと、要は上の表を完璧に身体に染み込ませて、どのような姿勢であっても行きたい方向にスティックを一発で決められるようになればいいだけなんすよw
最初は、どんな姿勢であろうが操縦席視点を感じられるようになれば全て解決するのでは、と思っていましたが、背面時は通用しないんですよね~。だから、自由に飛んでいる上級者は、操縦者視点も感じているのかもしれないけど、やはり姿勢に応じて操作を変えているってことなんですよね~

しかし言うのは簡単ですが、やるのはとても大変っぽいです。
初老にはあまり時間がないのに…
なんとか短期間で感覚を身につける良い方法はないもんでしょうかねぇ。とかウダウダ書いているヒマがあったら飛べ!と・・・w
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