V-FETアンプのリニューアル [オーディオ]

オーディオの線材をエナメル単線に替えていくにつれ、ピアノの高音やベル系のパーカッションが嘘みたいに澄んで聴こえるのが非常に気に入ってしまいまして、これまでまろやか方面に振っていたシステムをにわかにスッキリハッキリ方向に変更しつつあります。

ほんで、ほっこり系トランス入り自作セレクター・アッテネーターを、市販のプリアンプに変更。
このプリアンプ、ヨーロッパ製超絶お高いアンプの回路を丸パクリした中華製。回路が良いのでスッピンでもなかなかの音質らしいので輸入。

しかし聞きしに勝る濃ゆい音なので、どうも真空管アンプとの組み合わせだと腹がモタれる。なので、さっぱりした音の自作V-FETパワーアンプと組み合わせてみたら、素晴らしいんですわ、これが。
ただこれ、作ったのが32年前。メインシステムで使うのは少々心配なので、パーツを新品と入れ替えることにしました。
石はもう製造していないのでこれはそのまま使うとして、コンデンサーと半固定抵抗、FETのゲートの抵抗を音の良いものに交換。信号が通るところは全部ハイグレードパーツにしちゃう。線材も簡単にできるところは全部エナメル線に交換ですよ。
IMG_8734.jpeg
電源部分のダイオードも音が良いってやつを購入したのですが、定格がちょっとギリなので、これはプリアンプの電源に使っちゃう予定。プリの中身は中華製バッタパーツてんこ盛りなので、やる気がモリモリの今のうちに本物の日本製に入れ替えちゃう予定。

ほんであっちゅう間にパワーアンプ完成!
最初に電源入れるのが緊張するんだよなぁ~ドキドキ・・・・と思ってたら、もうスイッチ入ってた。逆さまにして作業してたので間違えちゃったw
幸いなことに爆発もせず問題なし。

で、調整作業も終了して、毒見役スピーカーに繋いでシェイクダウン。
IMG_8741.jpeg
5時間ほど慣らししてから、メインシステムに組み込んで音出し~
90b05ac9212c5aecec845f5e2c8d0135.jpg
もうね、開いた口が塞がらないほど良くなっちゃってビックリですよ。やっぱフィルムコンデンサーといえども劣化するのだろうし定評のあるパーツは裏切らない。音の良いものはどんどん製造中止になるけれども・・・(^^ゞ
しかしこれだけ衝撃的に良くなってれば、当分満足できるかも~

次の作業のプリアンプの中身入れ替えなのだけど、今の組み合わせですごく良いので当分これで聴き込んでみようかのぅ。
nice!(12)  コメント(2) 
共通テーマ:趣味・カルチャー